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〜RECORD 2016〜

六月合宿

期間:平成28年(2016)6月9日(木)〜6月14日(火)
場所:北アルプス 涸沢 
参加メンバー:小野寺(CL)井上(3) 小島(2)
参加OB・OG:高野 関根  

6月9日 曇のち雨 
6/9 入山 河童橋を越える。涸沢を目指して進むが、ヒュッテ手前の雪渓まで雪がほとんど無い。6/10 雪上訓練 シッティングビレイでの確保訓練。北尾根6/11 東稜 天気がいい。北穂高岳にて記念撮影。北穂高岳から白出のコルに向かう6/12 北尾根 V峰の登り。奥穂高岳6/13 ロングラン あいにくの雨蝶ヶ岳にて。6/14 下山 明神まで駆け足で進む。下山後、河童橋にて。
         
上高地バスターミナル(5:35)〜明神(6:15)〜徳沢(7:20) 〜横尾(8:25)〜本谷橋(9:30)〜涸沢(BC)(11:30)
 昨晩にバスタ新宿から出発し、早朝に上高地バスターミナルに到着する。穂高周辺は雲が掛かっている。河童橋を過ぎ、明神に着替え等をデポし、徳沢、横尾を例年より早いペースで順調に通過する。ここから本谷橋を目指し、登山道を登っていく。本谷橋を通過後、30分程登ったところで雨が降り始めた。雨具とスパッツ、オーバー手袋を着ける。10分程歩くと雪が出ている所があり、3回ほどトラバースした後、涸沢ヒュッテ直下の雪渓に入る。雪渓を全力で登り、涸沢ヒュッテに到着する。昨年幕営した地点は雪がなく岩が出ていたため、ヒュッテの上側の平坦地の雪面にBCを設営して、この日の行動を終える。設営後に強い雨が降ってきた。
文責:小島
6月10日 晴 0℃
BC(5:50)〜東稜のコル(10:40)〜BC(11:30)
朝から天気がよく、穂高周辺を一望することができた。北穂高岳東稜を登る予定で涸沢小屋の脇を通り、しばらく雪渓を登って夏道に入る。再び雪渓を登り、北穂沢カールに到着する。そこで登攀具とヘルメットをつけて登りはじめる。東稜の最低コルを目指し、放射冷却により固まった雪面を登っている最中に小島が滑落し、肘を擦りむいたため、雪上訓練に切り替えて北穂沢カールで雪上訓練を行う。

 雪上歩行、滑落停止訓練、コンティニュアス、スタカットと一通りの訓練を行った後、コンティニュアス、スタカットを織り交ぜながら東稜のコルまで登り、そのまま下ってBCまで戻り、この日の行動を終える。
文責:小島
6月11日 晴 1℃
BC(5:50)〜北穂沢カール(6:30)〜ゴジラの背取り付き(8:00) 〜東稜のコル(9:00)〜北穂高岳(9:35)〜白出のコル(11:30) 〜BC(12:00)
 今日も天気はよく、昨日と同様に放射冷却がおきていることが予想できた。北穂沢カールまで登り、雪渓を詰めていき、傾斜がきつくなったところでザイルを出す。井上と小野寺OBがリードし、3ピッチ張った。最低コルまで登る。コルから岩稜へ移ってリッジを登り、ゴジラの背の取り付きに到着する。ゴジラの背にはピナクルで支点を取り、小島のリードで1ピッチ45mFixを張る。中間支点はハイマツや残置ハーケンで取り、終了点はピナクルで取った。

 井上と小島は先行し、東稜のコルまでの懸垂下降のセットをする。雪が少なく、クライムダウンでも下りることができそうだった。ザイルを回収した後、北穂高岳方面に向かって短い雪稜を登る。岩場に移り、踏み後を辿っていくと北穂高小屋に到着する。すぐに北穂高岳北峰まで上がり、記念撮影をする。松濤岩周辺の雪渓は小屋の人により整地されていた。夏道を忠実に進み涸沢の最低コルに着く。涸沢槍をハシゴとクサリ場を交えた岩稜を登り、再びハシゴとクサリ場の岩稜を登ると涸沢岳に着く。涸沢岳からは緩やかなガレ場を下って行き、白出のコルに着く。ここから再びスパッツとオーバー手袋を着け、シュルンドができている可能性のある大岩があったため、慎重に通過し、そこからBCまで一気に駆け下った。
文責:小島
6月12日 晴 5℃
BC(5:40)〜X・Yのコル(6:35)〜V峰取り付き(7:40) 〜V峰頂上(9:20)〜前穂高岳(10:20)〜奥穂高岳(11:30) 〜BC(12:30)  
※前穂高岳北尾根
井上(3)=小島(2) 小野寺(OB)=関根(OB)

 天気は良く穂高が一望できる。X・Yのコル目指して登っていく。コルについてから、登攀具とヘルメットを着け、X峰を踏み跡とハイマツに沿って登っていく。浮石に注意しながら下っていき、コルからW峰を登る。涸沢側を登っていき、上部の岩峰から奥又白側に巻く。W峰頂上へは稜上を忠実に進み、W峰からは緩やかな下りをV・Wのコルに向かって下るとV峰の取り付きに到着する。W峰の登りは間違いの踏み跡が多くあり、ルートファインディングに苦労した。V峰の登攀は小島=井上パーティ、関根OB=小野寺OBのつるべで登っていく。1,3ピッチを小島、2,4ピッチを井上がリードした。
1ピッチ目 
取り付きから一段乗越し、奥又白側にトラバース気味に25m登っていく。複数のルートをとることができ、支点も豊富にある。トラバースしたのち、直上し狭いテラスに出る。カムディバイスとハンガーボルトでピッチを切る。
2ピッチ目 
涸沢側に一段上がり凹角を登る。このピッチも複数のルートを取れる。顕著なチョックストーンを潜り、奥又白側に乗越して凹角手前でピッチを切る。
3ピッチ目 
凹角を5mほど登り、緩やかな稜上を40mほど登る。ザイルを引っ掛けて浮き石を落とさないよう注意しながら登った。凹角手前でピッチを切る。
4ピッチ目 
緩やかな凹角を登り、奥又白側の大岩を乗越し、V峰頂上に到着した。ピナクルで支点を取り、ピッチを切る。ここで登攀を終了する。 V峰頂上から懸垂下降地点であるU峰頂上のピナクルまで行き、5m懸垂する。設置は小島、回収は井上が行なった。T・Uのコルからやさしい岩稜を登り、前穂高岳に到着する。前穂高岳から紀美子平方面へ、そして途中から吊り尾根に向かって下っていく。ガレ場をトラバースするタイミングに気を付けて下る。吊り尾根は夏道を進み、奥穂高岳に着く。奥穂高岳から白出のコルに下る際に急な雪渓とハシゴ場があるため注意して進んだ。白出のコルからはスパッツ、オーバー手袋を着け、BCまで一気に駆け下り行動を終了した。この日、高野OBが入山された。
文責:小島
6月13日 雨 6℃
 BC(5:50)〜横尾(6:50)〜徳沢(7:40)〜長塀山(9:40) 〜蝶ヶ岳(10:05)〜横尾(11:20)〜BC(13:10)
 昨晩から雨が降り始め、早朝にはかなり強く降っていたため、滝谷の登攀の予定を変更し蝶ヶ岳へのロングランとする。雨の中、雨具を着て出発する。本谷橋までの登山道は川のようになっていた。徳沢までは小走りで進み、徳澤園の脇から長塀尾根を登る。鬱蒼とした登山道を登り、登りが緩やかになってきたところからしばらく進むと長塀山に着く。しばらく進んでいくと樹林帯からハイマツ帯となり、緩やかな登りを登り切ると蝶ヶ岳に到着する。頂上はガスが掛かっており、霧雨が降っていた。

 頂上で写真撮影を終えたのち、蝶ヶ岳ヒュッテを通り、横尾方面に下る。石や階段が濡れて滑りやすい登山道を駆け下り、横尾からは来た道を引き帰し、BCに帰幕する。
文責:小島
6月14日 晴のち曇 3℃
涸沢(5:30)〜本谷橋(6:20)〜横尾(7:00)〜徳沢(7:50) 〜明神(8:40)
 明け方から雲が晴れて、天気が良い中BCを撤収して下山を開始する。岩が濡れて滑るが、順調に横尾まで進む。横尾からは走って徳沢を目指す。徳沢で小休止を挟み、サルの大群に見送られながら明神まで最後の力を振り絞る。全員が明神に到着した後、整理体操を行って六月合宿を終了した。
文責:井上





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